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【大学受験勉強法】国公立大学志望の勉強計画


こんにちは。

武田塾茂原校です。

今回のテーマは、

国公立大学の勉強計画〜新高校3年生編〜

国公立大学はセンター試験の科目数も多いため、私立大学志望者以上に計画的な勉強を心がける必要があります。

具体的にどのような計画で勉強を進めていけばいいのか。それを解説していこうと思います。

◆まずはセンター試験を意識すべし!

国公立大学は大学入試センター試験の点数がかなり重要になってきます。まずはセンター試験の勉強に力を入れる理由は以下の通りです。

理由1 受験で合格しやすくなる

これは当たり前ですね。国公立大学は基本的にセンター試験と二次試験の得点を合計して合否を出します。得点比率こそ大学によって差があります。

千葉大学 国際教養学部 通常型入試 前期日程

センター試験 450点満点(5~6教科7~8科目)

二次試験 900点満点(3教科)

横浜国立大学 経営学部 前期日程

センター試験 800点満点(5教科6~7科目)

二次試験 100点満点(調査書のみで個別学力試験は課さない)

東京大学 文科一〜三類、理科一〜三類 前期日程

センター試験 110点満点(5~6教科7~8科目)

二次試験 440点満点(4教科)

東京工業大学 全ての学院 前期日程

センター試験 基準点(950点満点で600点)に満たない場合は、二次試験に出願できない。足切りに使用する。

二次試験 750点満点(3教科)

以上のように東工大は特殊ですが、横浜国立大学経営学部の前期のようにセンター試験でほぼ合否が決まる大学も存在します。

センター試験で点数が取れればその分、合格できる可能性も上がります。

理由2 センター試験の勉強は二次試験の勉強にもなる

センター試験の問題はそれぞれの科目の基本的な知識、技能をがあれば解ける問題になっています。二次試験の問題は大学によって大きく異なりますが、難易度が高いとされる大学の問題でも、まずは基礎ができていることが前提としてあり、その基礎を組み合わせたり応用することで難しい問題を解くようなものになっていることがほとんどです。

そのため、センター試験の勉強は二次試験の勉強にもなっていると言えるのです。

理由3 センター試験がうまくいき、二次試験で失敗した人はかなり少ない

どの国公立大学でも共通のこととして、センター試験でいい成績を残していながら二次試験を失敗して不合格になった人はあまり聞きません。逆にセンター試験でいい結果が出せずに二次試験でも巻き返しきれなかった人の話はよく耳にします。(もちろん二次試験で逆転している人もたくさんいます。)

以上の理由から、まずはセンター試験である程度点数を取ることを目標に掲げ、そのために何をすべきかを考えてみましょう。

◆まずは二次試験でも必要な科目の基礎をマスターする

では、いよいよ受験に向けた勉強スタートです。

具体的に何から手をつけるべきかは科目ごとに別の記事で説明しているので、軽く触れておくだけにします。

簡単にいってしまえば基礎をマスターすることです。

英語であれば英単語・文法・構文の基本的な知識を身につけてください。最低でも2000語程度の単語帳の完成度8割、ネクステージやVintageといった文法問題集の完成度8割くらいは欲しいです。他の科目も参考書の完成度8割以上は最低ラインとして考えておきましょう。

数学であれば基本問題の解法習得です。

武田塾のカリキュラムでは基礎問題精講を使っていますが、高1・高2からチャートやフォーカスゴールドなどを1周以上やっているのであればそちらの復習からでもいいでしょう。逆にこれまでそういった分厚い問題集に触れてこなかったり、部分的にしかやっていない人は基礎問題精講を使った方がいいでしょう。

現代文は基本的な読み方、解き方を知るところから。多くの高校の授業で扱う現代文と受験の現代文は異なりますからね。。。

古文漢文は単語や文法、句法といった基本のマスター。

理科・社会は基本的な知識や、基本的な計算問題などのマスター。

全ての科目で最初にやるべきことは基礎の完成です。

この記事を夏や秋以降に読んで勉強を始めようとする受験生がいたとしても基礎から必ずやってください。焦って基礎もできていないのに志望大学の過去問レベルの問題を勉強してもあまり身にならないことがほとんどです。

◆国公立大学志望者の受験本番までの勉強スケジュール

志望大学によってはスケジュールを前倒ししなくてはならないところもありますが、あくまで基本的なスケジュールとして考えてください。

・夏休み前まで

二次試験で必要となる科目を中心に、3〜4科目の基礎を徹底。

入試基本レベルの参考書を仕上げる。

・夏休み中

夏休み前までにやった科目の苦手部分の復習。基礎の穴をほとんどなくしておく。

センター試験のみの科目の基礎を完成させる。

二次試験でも必要な科目はアウトプットの演習。

・夏休み後〜10月

センター試験のみの科目は基礎の復習を時々してあげる。

メインは二次試験で必要な科目。10月末までに志望大学レベルの問題に触れ始められているのが理想。

・11月以降

11月以降は近くセンター試験を意識した勉強をしていく。

全科目のセンター試験の問題を解いたりして問題の形式などを再確認するとともに、忘れてしまっている科目、単元がないかなどを確認して必要であれば基礎に戻ってしっかり復習する。

二次試験でも扱う科目で目標の点数に目処がついたものがあれば、二次試験の勉強か他の科目の勉強に力を入れていく。

・12月中旬〜センター試験まで

センター試験の過去問や予想問題パックに取り組みながら、自分の間違いを分析しながらしっかりと復習したり、試験本番までにすべきことを整理しながら進めていく。

目標の点数が安定して取れそうな科目については触れる量を減らしていき、強化すべき科目に時間をかける。

・センター試験後

センター試験の自己採点をして出願先を最終決定することになる。結果には一喜一憂せずに、すぐに二次試験に向けた勉強に取り組む。

・2月末 国公立前期試験

以上のようなスケジュールで考えていくのが良いでしょう。

東京大学をはじめとする難易度の高い大学は、二次試験に向けたアウトプットにかける期間がもっと欲しくなりますので、半年〜1年前倒してはじめていきたいですね。

受験までの大まかな計画はわかったけど、1週間・1日単位で何をやればいいかが見えてこない人、計画を立てられない人、それを誰かがサポートしてくれたらとても楽だと感じる人は、一度武田塾に来てみてください。

これからどのように勉強していくのかいいのかを、一人一人の状況にあわせて説明します!校舎でお待ちしています!

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武田塾 茂原校では随時無料の受験相談を行っております。

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