早慶上智MARCHの受験者減少、日東駒専・中堅私大の受験者が増加傾向か
こんにちは。武田塾茂原校です。
年末にネットニュースを眺めていたところ、とても気になるニュースを見たので皆さんにもご紹介しようと思います。
それは、
早慶上智・MARCH・関関同立といった難関私立大学の受験者数が大幅に減少している
というものです。
まずは以下の画像をご覧になってください。
◆難関私立大学の受験者数が大幅現象
首都圏の難関私立大学である早慶・ 上智・MARCHで受験者数が大幅に減少。
近畿圏では関関同立の大学で大きな受験者の減少が見られます。
日本大学で大きな減少があるのは2018年にいろんな問題があった影響ですね。
早慶・上智・MARCH・関関同立でこのようになった背景には、文科省が首都圏の大学への学生集中を避けるために、収容人数8000人以上の大学に対し入学者が定員の1.2倍を超えた場合に助成金を出さない方針でしたが、平成28年度で1.17倍以内、29年度で1.14倍、30年度では1.1倍と首都圏大学の入学者数を定員を大きく超えないように抑制してきました。
この入学者削減によって一定の効果が見られましたが、昨年度の入試では大学側が合格者を絞りすぎてしまったことにより、追加合格を多く出すことになってしまい、大学側としても受験者やその保護者への混乱が生じてしまいました。
それを受けて文科省は今年度入試から1人でも人数を超えた場合に助成金を減額する罰則強化を進める予定でしたが、これを見送ることに。
実際に早稲田大学の合格者は28年度に比べ30年度は計3444人減少、明大は計2928人減少、法政大では計5591人も減少するなど、各大学が2年間で合格者数を大きく絞り込み、難易度が一気に上がることになりました。
こういったことを受けて受験生の安全志向が強くなったものと思われます。
実際に河合塾の集計では、例年に比べて難関大学のボーダーライン以下の志望者数が減少しており、いわゆるチャレンジを避ける傾向が強くなっています。
◆中堅私大の受験者数が増加傾向に
難関大学の受験者数が減少したことにより、中堅私立大学の受験者数が増加傾向になると予想されます。
実際に上の画像の数字を見ても、日東駒専ではタックル問題などにより大幅な減少が予想される日本大学を除き増加、近畿圏では産近甲龍の大学も増加、摂神追桃はいずれも20%以上の増加となりました。
今年度の入試において以上のような傾向が見られたわけですが、私立大学は受験日程さえ被らなければ複数受験することは可能ですので、積極的にチャレンジしていってほしいと思います。
過去に武田塾でも日大・国士舘大学を不合格になって立教大学に合格した例もあります。一生懸命勉強して、入試で知っていることがたくさん出題されれば、その分点数が伸びます。
最後まで自分を信じてやりきって、憧れの大学を受験してほしいと思います。
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