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東京医科大学、学費1000万円の値下げを検討

こんにちは。武田塾茂原校です。

医学部入試で話題に上がった東京医科大学が学費の値下げを検討しているということです。

◆2020年度入学者から1000万円の減額か

東京医科大学は2020年度の入学者から6年間で約3000万円の学費を1000万円ほど減額すること減額することを検討しています。

東京医科大学の学費は、初年度の入学金や授業料、実習費、施設整備費、教育充実費などを含めて740万円、その後2年から6年までが440万円。6年間で2940万円となる。

この他に同窓会賛助費などの諸経費が少しかかってくることになる。

◆1000万円減額の狙いは?

東京医科大学は学費の値下げをすることによって、経済的負担を軽減することによってより多くの人に門戸を広げていきたい考えであるという。

しかしその背景には、明らかになった女性受験者への不当な扱いがあったことなどにより受験者が減少することを懸念してのこともあるのではないかと思われる。

とはいえ、まだ学費の減額は検討段階であり、1000万円という減額幅だけでなく、減額するかどうか自体も検討段階であるとのことで確定ではないとのこと。

検討の末どのようにするのか決定したら大学側より改めて公式に発表があるということなので、東京医科大学の今後の動きには注目をしていきたい。

◆東京医科大学の入学試験における不当な得点調整について

東京医科大学では早くとも2006年から何らかの得点の加点、減点が行われていたようだ。

女性受験者への一律減点がされた背景には、女性の卒業生には臨床医療の現場に進まない学生も多く、結婚や出産といった機会によって医師をやめる人も多いということから、暗黙の了解として大学当局としても女性入学者を減少させることを認めていた節がある。

その他にも3浪の男性受験者に対して減点がされていたことがある。

これは若い人の方が長く医師として活躍する可能性が高く、なるべく若い人材を育てたいということがあるのではと推察される。

また、文科省幹部の息子に対する入試での加点も問題となったが、他にも2017年度、2018年度入試で合計18人への不当な加点が明らかとなった。

いずれにせよ、多くの人に学問の門戸が開かれ、試験では全員に平等な審査がされることを祈るばかりである。



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