私立大学受験の入試方式について解説【4技能試験利用・全学部統一・個別日程】
こんにちは。武田塾茂原校です。
今回のテーマは、
多様化する私立大学受験の入試方式 〜一般入試編〜
保護者の方が受験生であった時から受験制度は大きく変わってきており、様々な受験の方法が作られてきました。さらに、2020年にはセンター試験が廃止され、新たな大学入学共通テストが実施されるということで、大きな教育改革が予定されています。
では、多様化する入試方式を紹介していきましょう!
◆一般入試
一般入試とは、多くの場合1月中旬から各大学によって実施される学力試験を課す入試方式です。大学受験においてメインとなる入試方式です、
「学力による一発勝負の試験」というイメージがあるかもしれませんが、現在ではこの一般入試の種類も多様化し、自分にあった受験方式の選択がしやすくなってきました。
・センター試験利用型入試
センター試験利用型入試も一般入試の中の一つです。センター試験の得点率によって合否を決定するものになります。
メリットとしては、センター試験1つ受験するだけで複数の大学に出願が可能であること、受験料が一般受験のおよそ半額ほどであることです。
デメリットとしては、一般入試よりも高い倍率になるケースが多いです。人気大学では10倍を超える倍率になることもあります。
形式としては3科目の点数で合否を判定するものもあれば、5科目や7科目で判定するものもあります。同じ大学・学部でも3科目型と5科目型の2種類を設置しているようなところも多くあり、科目数が多い形式ほど合格基準となる得点率は下がりますが、その分多くの科目を仕上げなくてはならないため、自分にあった方式で出願することをお勧めします。
・個別日程入試
多くの場合、私立大学の一般入試は文系・理系共に3科目での受験となります。
ですが、早稲田大学・慶應義塾大学の理系学部に関しては英語・数学・理科2科目の4科目での受験となります。大学が作成した個別学力試験用の問題を解答し、その点数によって合否を決定します。
中には、2科目受験や特定の科目の配点比率が上がっている得意科目を生かした方式もあります。
・英語4技能試験利用/活用入試
大学入試で英検®︎やTEAP、TOEICといった外部の4技能試験を利用した入試方式が増えてきました。
利用のされ方は様々で以下のようなパターンがあります。
・スコアの提出を受験資格とする
・スコアによって英語をはじめとする外国語の試験の得点をみなし得点とする
・スコアによって一般入試の得点に加点をする
受験資格となっていれば受けるしかないのですが、加点やみなし得点で満点になったりする場合、これを使わない手はありません。
しかし、これらの外部試験で大学側が定めた基準スコアを出すことは簡単なことではありません。しっかりとした勉強をして、スコアが取れた時にはぜひ活用していきましょう。
英語4技能試験のスコアは推薦入試やAO入試でも活用できることが多いため、そういった進路を視野に入れている方もチャレンジしてみてください。
現在一般入試での採用率の高い4技能試験は以下の通りです。
1位 英検®︎
2位 TOEFL iBT/GTEC CBT
3位 TEAP
4位 TOEIC/IELTS
5位 GTEC
6位 ケンブリッジ英検
・全学部統一入試
全学部入試とは、1回の受験で複数の学部を併願できる試験方式のことです。 個別日程と違い、何度も受験する必要がありません。
滑り止めの大学の試験日が本命大学の試験日と被ってしまっている場合や、本命大学の個別日程入試とは別で本命大学の全学部日程を受験することで機会を増やそうと受験する人もいます。
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