千葉工業大学から生まれた介護の排泄問題をロボットで解決する技術

こんにちは。

武田塾茂原校の原田です。

今回は千葉工業大学の介護用ロボット開発について触れていきたいと思います。

というのも、千葉工業大学在学中に起業をして、介護用ロボットの最先端技術を届ける女性がいるのです。

その女性、宇井吉美さんは中学生時代の祖母の看病をきっかけに「在宅医療を助ける機械が欲しい」と考えたことをきっかけに医療機器の開発を志しました。

そして、当時青山学院大学で教鞭を執っていた富山健教授がこういった方面に詳しいことを聞き富山教授のもとで学びたいと考えました。その後富山教授が千葉工業大学にうつったことを聞き、千葉工業大学を目指しに入学しました。

そして、3年生の頃から企業と共同での技術開発に取り組んでいきました。

しかし、4年生の時(2011年)に東日本大震災が起こり、それをきっかけにこの話は破談になってしまいました。

宇井さんはそこで折れずに「共同開発ができないのであれば自分で起業しよう」と考え、株式会社abaを在学中に立ち上げました。

宇井さんは介護の現場で働く人たちの声を聴き、「おむつの中を開けずに、患者さんの排泄状況を知りたい」というニーズに応えるための技術開発に取り組み始めました。当時、水分を検知するタイプのものはすでに市場に出回っていましたが、おむつを装着しなくてはならず、コストもだいぶかかるものであり気軽に使えるものではありませんでした。

そこで、従来の水分検知のタイプではなく、排泄物の検知だけに絞ったにおいを検知するタイプの開発する方向で進んでいきました。

そして、2012年度学生ビジネスプランコンテストにて「未来の介護をデザインする排泄検知シート Lifilm」というプランで経済産業大臣賞を受賞しました。