最終更新: 2022年6月29日
こんにちは。武田塾茂原校です。
今回のテーマは、
受験勉強を始めよう！と思った時に何から手をつけていけばいいんだろう？と悩んでしまう人は結構多いのです。
これだと思って始めた勉強も、これでいいのかな？という不安を抱きながら勉強をすると集中し切れないもの。
まずはやるべきことを明確にしていきましょう。
◆英語の受験勉強でまず初めにやるべきこと
大学受験英語の勉強を始めようと思った時に皆さんは何から勉強を始めますか？
大手予備校だと受験学年になると文法を長文の授業が用意されていて、初めは文法だけで途中から並走したり、中には最初から並走していくところもあります。
でもちょっと待てください。
そもそも、皆さん英単語ってどれくらい覚えてますか？今持っている単語帳からランダムに100個意味を答えるテストをしたらどれくらいできそうですか？
文法の勉強、構文の勉強、長文の勉強、、、もちろん全て大事です。
ですが、それらに取り組む時に基本的な単語の意味がわからないようでは、毎回いちいち調べなくてはならず勉強の効率も悪いです。
そのため、英単語をまだまだ覚えられていない人は基本単語だけはある程度先に覚えてしまいましょう！
例えばシステム英単語では約２０００語のうち１〜１２００までが受験でもよく出る基本単語、ターゲット1900では１〜１５００までが出題頻度が高い単語として章が分けられています。
こういった章分けがされている単語帳であれば、まずは６００〜８００語までは先にしっかりと覚えてしまいましょう。
◆英単語を覚えるペースは？
英単語は1日に５０〜１００単語を目安にやっていきましょう。１００単語といっても全く知らない単語１００個を覚えるわけではなく、単語帳の単語番号１から１００までといった区切りでやっていきましょう。単語を覚えることをサボっていた人でも１００個のうち１０〜３０個ほどはわかるでしょう。少し勉強していた人なら半分かそれ以上できる人もいるかもしれませんね。すでに覚えている量が多いほど単語の勉強が楽になり、他にもやりたいことをやる時間が作れます。
今まで単語を覚えることをやってこなかった人は１日１００単語を多いと感じるようですが、これが普通の量であり、1日１００単語でも６０〜９０分ちょっとで終わります。１週間を覚え進める日を４日、復習する日を３日と分けて進めると、定着をさせながら１週間で４００単語覚えられます。目標の８００単語はたった２週間です。
可能であれば１２００単語までは最初に覚えちゃいましょう。
単語は一度覚えても使わなければどんどん抜けていってしまいます。そのため、毎日少しずつ時間をとって復習をしながら他の勉強をしていくようにしましょう。
◆単語をある程度覚えたら次にやるべきことは？
大学受験が今後どのように変化していくかはわかりませんが、現在の受験英語では文章を読ませる問題が多くを占めています。文章は１文１文の集合体ですので、まずは多少難しくても１文をしっかりと読むことができないといけません。では、１文を読むために必要な知識ってなんでしょうか？
それは単語・熟語・文法・構文の知識です。
基本的な単語がわかると、熟語と文法の勉強がしやすくなっているはずです。構文は文法の勉強が終わってからやってあげると効果的です。
熟語は速読英熟語などの熟語帳を１冊仕上げればいいでしょう。単語と並行して覚えるのは大変でしょうから、基本単語を覚えきったらそれらの復習をしながら新しい熟語を覚えていくと効率よく進められると思います。
文法はNext StageやVintage、UP GRADEなどの参考書を使って勉強していくといいでしょう。ただし、英文法がよくわからない人や、高校に入ってから英語が苦手になってしまった人、中学から英語が苦手な人は「大岩のいちばんはじめの英文法〜超基礎文法編〜」からはじめましょう。
Next Stage・Vintage・UP GRADEなどの文法参考書については、イディオムの章などは触れなくていいでしょう。熟語帳でしっかり勉強した方が数も多いですし力がつきます。文法＋語法＋会話表現の章を中心に取り組んでだいたい１ヶ月〜２ヶ月ほどで１周できると思います。これも単語の復習と並行です。
基礎をおろそかにしていると力はつきません！！！
土台からしっかりと積み上げて力をつけていきましょう！
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